「パンツェッタ・ジローラモさんの奥さまって、どんな人?」そんな素朴な疑問から始まるエピソードには、ちょっと驚きと温かさが詰まっているんです。イタリア紳士ジローラモさんの心を射止めた女性・パンツェッタ貴久子さんの素顔や、ふたりの出会い、そして結婚式の舞台裏まで…知られざる私生活に迫ってみました。
現在の貴久子さんの活動や子どもの存在、さらに夫婦のリアルな関係まで、気になるポイントが盛りだくさん。知れば知るほど、もっと深く知りたくなるはずです。
目次
ジローラモの嫁・パンツェッタ貴久子はどんな人?
ジローラモさんの嫁として知られているパンツェッタ貴久子さんは、日本とイタリア、ふたつの文化を優しくつなぐ料理研究家
です。1960年7月24日に東京で生まれ育ち、多摩美術大学で日本画を学んだあと、「もっと広い世界を見てみたい」とイタリアへ飛び立ちました。ナポリでは、国立カポディモンテ磁器学校で陶磁器づくりを学びながら、イタリア語や食文化への理解を深めていったんです。このイタリアでの経験が、後に料理家としての道を歩む大きな土台になっていきました。
そんな異国での生活の中、運命の出会いが訪れます。相手は、あの陽気なイタリア人、パンツェッタ・ジローラモさん。1988年、来日中だったジローラモさんと恋に落ちた貴久子さんは、国際結婚というちょっと勇気のいる選択をします。当時はまだ珍しかった異文化カップル。でも、ふたりは文化の違いも笑いに変えながら、ゆっくりと信頼を深めていきました。結婚式についても興味をそそられる話がちらほら…どこで挙げたのか、どんな雰囲気だったのか、気になるところですよね。
現在は、東京・中目黒でイタリア料理店「コチネッラ(てんとう虫という意味)」のオーナーを務めながら、自宅で家庭料理教室「ラ・ターヴォラ・ディ・タータ」も主宰しています。どちらも「おいしいだけじゃない、心が温まる料理」をモットーに、多くのファンに愛されています。著書『ジローラモさんちの嫁入りレシピ』には、料理とともに“夫婦の物語”もたっぷり詰まっていて、読むだけで食卓の風景が目に浮かぶようです。
しかも、2000年にはイタリア文化への貢献が評価されて「ジュリエッタ賞」を受賞。イタリアの人々にも、その活動がちゃんと届いている証拠です。子どもについては多くを語っていませんが、メディアでは“仲良し夫婦”としてたびたび取り上げられており、今も一緒にテレビに登場する姿から、その絆の深さが伝わってきます。文化も言葉も違ったふたりが、一緒に笑いながら進んできた日々…その背景には、まだまだたくさんのエピソードが隠れていそうです。
パンツェッタ貴久子の現在は何してる?
パンツェッタ貴久子さんは、今もなお現役で活躍し続ける料理研究家として、ますます存在感を放っています。近年はイタリア料理の魅力を伝えるために、テレビ番組や雑誌、さまざまなメディアに出演する機会も増えており、その温かくてチャーミングな人柄にファンが急増中です。料理に関する著書の執筆も精力的に行っていて、読むだけでイタリアの風が吹いてくるようなレシピ本は、キッチンに立つ時間をちょっと特別なものにしてくれます。
そしてパンツェッタ貴久子さんは、40代半ばで子宮頸がんと診断されたという過去を公表しています。この経験を通して、食と健康、そして“生き方”についてより深く向き合うようになったそうです。生活のリズムを整えることの大切さや、自分の心と身体を労わる暮らし方について発信する姿は、多くの人に勇気を与えています。
そんなパンツェッタ貴久子さんが近年はじめたYouTubeチャンネル「役に立たないイタリア料理」も注目の的。肩ひじ張らないタイトルとは裏腹に、紹介されているレシピはどれも本格的で、思わず真似したくなるものばかり。特に年末年始には特別メニューが公開され、家庭でも手軽にイタリアの味を楽しめると好評です。
さらに、SNSでも活発に情報を発信しており、インスタグラムでは料理だけでなく日々の生活や愛犬との暮らしなど、自然体な一面をのぞくことができます。自身が主宰する料理教室では、直接パンツェッタ貴久子さんの指導が受けられるということで、講座の予約はすぐに埋まってしまうほどの人気ぶり。最近ではトークイベントも増えていて、料理を通じた交流の場として多くの人たちに笑顔を届けています。
パンツェッタ貴久子さんの暮らしには、無理をしすぎず、自分らしく、でもしっかりと健康を意識したライフスタイルが根付いています。その姿勢は、ただおいしい料理を作るだけではなく、「どう生きるか」までを優しく教えてくれているように感じられます。
嫁との馴れ初め
パンツェッタ貴久子さんとパンツェッタ・ジローラモさんの物語は、まさに“運命の出会い”から始まりました。1988年、イタリア・フィレンツェへ留学するために飛行機へ乗り込んだばかりのパンツェッタ貴久子さん。その隣の席に座っていたのが、後に夫となるパンツェッタ・ジローラモさんだったんです。
偶然とは思えないほど絶妙なタイミングで出会ったふたりは、その出発の瞬間から、人生の新たな扉を一緒に開くことになります。
飛行機の中での会話は、まるでドラマのワンシーンのよう。明るく陽気なジローラモさんの話しぶりに、パンツェッタ貴久子さんは自然と惹かれていきました。そして留学先のフィレンツェと、ジローラモさんが暮らすナポリという距離を超え、ふたりの関係は一気に深まっていきます。なんとジローラモさんは、毎週末フィレンツェまで通い詰めるという情熱的なアプローチを続けたそうです。遠距離だからこそ生まれた“会いたい気持ち”が、ふたりの絆をさらに強くしていったのでしょう。
そんな日々の中で、ホームシックに悩んでいたパンツェッタ貴久子さんのもとに、ジローラモさんが子犬を抱えて現れたというエピソードも。たった一匹の小さな命が、異国で頑張る彼女の心を支え、ふたりの関係にあたたかなぬくもりを添えてくれました。
そしてついに、ふたりは結婚を決意。イタリアでの手続きを終えた後、日本に帰国して挙式を行いました。1988年、新しい土地での生活をスタートさせたふたりは、文化の違いや価値観のズレにも向き合いながら、支え合い、励まし合い、理想のパートナーとして人生を共に歩みはじめます。その関係性は今も続いており、料理や文化、そして暮らしを通して、お互いの夢を応援しあう夫婦のかたちを私たちに見せてくれていますよね。
結婚式の日時や会場はどこ?
パンツェッタ貴久子さんとパンツェッタ・ジローラモさんの結婚については、1988年にゴールインされたことがわかっていますが、結婚式の日時や場所など、具体的な情報はこれまで明かされていません。ふたりが出会ってから結ばれるまでのストーリーがロマンチックなだけに、結婚式の様子も気になるところですよね。でも、パンツェッタ貴久子さんとパンツェッタ・ジローラモさんは、プライベートをとても大切にしているご夫婦。だからこそ、大切な節目である結婚式についても、あえて公にしなかったのかもしれません。
結婚式の情報が非公開であることは少し残念にも感じますが、その分、ふたりだけの特別な時間を丁寧に過ごしていたのではないでしょうか。パンツェッタ貴久子さんが後に出版したレシピ本やメディア出演などを通じて語られる家庭の雰囲気からも、ふたりの間にしっかりとした信頼と愛情が根付いていることが感じられます。だからこそ、あたたかい家庭を築いてこられたのでしょう。
今後、何かの機会にパンツェッタ貴久子さんやパンツェッタ・ジローラモさんの口から、当時の結婚式について語られる日が来るかもしれません。それを楽しみに、これからもふたりの歩みに注目していきたいですね。
子供は何人いる?
パンツェッタ貴久子さんとパンツェッタ・ジローラモさんは、1988年に結婚して以来、長い年月を共に歩んできたおしどり夫婦です。ふたりの間に子どもはいませんが、それを感じさせないほど、毎日をいきいきと楽しんでいる様子が印象的なんです。パンツェッタ貴久子さんは料理研究家として、パンツェッタ・ジローラモさんはテレビや雑誌で大活躍。お互いの夢や仕事を尊重し合いながら、それぞれの道をしっかり歩んでいます。
子どもがいない理由について、詳しく語られたことはありませんが、ふたりともお仕事に情熱的で、自由で心地よいライフスタイルを大切にしていることがうかがえます。そして何より、ふたりの暮らしをそっと彩ってくれているのが“愛犬たち”。まるで家族のように大切にされていて、SNSなどでもその愛らしい姿がたびたび登場していますよね。わんちゃんたちとの穏やかな日常もまた、ふたりの関係の温かさを物語っているようです。
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パンツェッタ貴久子さんは、パンツェッタ・ジローラモさんより2歳年上。多摩美術大学で日本画を学び、その後イタリアに渡って新しい人生を切り拓いていったという、ちょっと映画みたいな人生の持ち主です。現在はレシピ本の出版や料理教室、メディア出演など、多方面で活躍中。彼女の作る料理には、見た目の美しさと家庭的なあたたかさがぎゅっと詰まっていて、ファンが多いのも納得です。
ふたりは、家事や仕事だけでなく、趣味や日常のささいな時間までしっかり楽しむ“人生を味わう達人”のような存在。年を重ねてもなお変わらないラブラブっぷりは、見ているこちらまで幸せな気持ちにしてくれます。まるでイタリア映画のワンシーンのような、そんな夫婦のかたちがここにあります。
ジローラモとパンツェッタ貴久子の夫婦仲
パンツェッタ貴久子さんとパンツェッタ・ジローラモさんの夫婦関係は、一言でいえば「信頼と尊重の積み重ね」。
長年連れ添ってきたふたりの間には、派手さこそないものの、深くてあたたかな絆がしっかりと息づいています。文化も言語も違うなかで出会ったふたりですが、だからこそお互いを思いやる気持ちが何よりも大切にされているのです。意見の違いがあっても、ぶつかるのではなく「まずは聞いてみる」というスタンス。それが、パンツェッタ家の“夫婦円満の秘訣”なのかもしれません。
ふたりの暮らしを彩るのは、ペットとの何気ない日常。可愛い家族の一員として、犬たちと過ごす時間がふたりの会話をより豊かにし、生活にやさしいリズムを生み出しています。休日に一緒に散歩したり、食後にゆっくりくつろいだり…そんな小さな時間の共有が、パンツェッタ夫妻の夫婦関係をより強く、温かいものにしているように感じられます。
そしてもうひとつ忘れてはならないのが、「料理」というふたりの共通の言語。パンツェッタ・ジローラモさんは家庭でもよくキッチンに立ち、自慢のイタリア料理を振る舞うことがあるそうです。その光景はまさに、料理がふたりの心をつなぐ“コミュニケーションツール”となっている証拠。食卓を囲む時間は、ただお腹を満たすだけではなく、一緒に笑い、近況を語り合う大切なひとときになっています。
パンツェッタ家では、イタリアの陽気な雰囲気と日本のきめ細やかな感性が絶妙に溶け合っていて、暮らしそのものが“多文化夫婦”ならではの魅力にあふれています。パンツェッタ貴久子さんの丁寧な料理と、ジローラモさんの自由で明るい発想がバランスよく共存する家庭。それは、互いを知り、支え合いながら歩んできた夫婦だからこそ生まれる空気感なのかもしれません。
いつも隣にいる。けれど、それを“当たり前”だと思わない。その謙虚さと感謝の気持ちが、パンツェッタ夫妻の変わらない夫婦のかたちをつくっているように思えてなりません。
ジローラモのプロフィール
パンツェッタ・ジローラモさんは、1962年9月6日生まれのイタリア・ナポリ出身。
陽気で人懐っこい笑顔と、ちょっぴり“ちょい悪オヤジ”な雰囲気で、日本のお茶の間でもすっかりおなじみの存在となっています。もともとは建築一家の三男として育ち、ナポリ建築大学では歴史的建造物の修復に携わっていたという真面目な一面も。そんなジローラモさんが日本へやって来たのは、1988年のこと。ここから、人生が大きく動き始めます。
日本に移住してからは、タレントやモデル、そしてエッセイストとして多彩な活動をスタート。テレビ番組やCMでは、イタリア人ならではの軽やかなトークとユーモアで視聴者を魅了し、瞬く間に人気者に。特にバラエティ番組では、その独特のキャラクターが炸裂し、日本人にはないテンポ感や価値観を面白おかしく届けてくれる存在として定着しました。
さらに、俳優として映画「どすこい!すけひら」にも出演し、表現者としての幅を広げています。最近ではSNSでも積極的に情報発信しており、Instagramでは愛犬とのほのぼのとした日常や、趣味のサッカーやスキューバダイビングの様子などがたびたび投稿され、フォロワーとの距離もぐっと近づいています。
パンツェッタ・ジローラモさんは、単なるタレントではありません。イタリアと日本、ふたつの文化をつなぐ“架け橋”のような存在として、イベント出演や国際交流の場でも活躍中。異文化理解や多様性の大切さを、楽しみながら自然に伝えてくれるそのスタイルは、多くの人の共感を呼んでいます。
そして、プライベートでは料理研究家のパンツェッタ貴久子さんと結婚し、共に文化の枠を超えた豊かな家庭を築いています。家庭では自ら料理をふるまうこともあるそうで、夫婦のキッチンからは、今日もどこか陽気なイタリアの風が吹いていそうですね。
まとめ
■ パンツェッタ貴久子さんとはどんな人?
1960年7月24日生まれ、東京都出身の料理研究家
多摩美術大学・日本画科卒業後、イタリア(ナポリ)へ留学
陶磁器とイタリア語を学び、イタリア文化に深く親しむ
東京・中目黒でイタリア料理店「コチネッラ」のオーナー
自宅で料理教室「ラ・ターヴォラ・ディ・タータ」を主宰
2000年にイタリアで「ジュリエッタ賞」を受賞
著書『ジローラモさんちの嫁入りレシピ』など多数
子宮頸がんの経験を公表し、健康や生き方も発信中
YouTube「役に立たないイタリア料理」も人気
SNSでも日常や料理、愛犬との暮らしを発信中
■ 現在の活動
メディア出演・書籍出版・料理教室など多方面で活躍中
トークイベントやオンライン発信も積極的に実施
自然体で健康を意識したライフスタイルが支持されている
■ 馴れ初め
1988年、イタリア行きの飛行機で偶然隣に座ったことで出会う
フィレンツェとナポリ間の遠距離恋愛を経て交際に発展
毎週末、ジローラモさんがフィレンツェへ通い詰めた情熱的な恋
ホームシックの貴久子さんのために、ジローラモさんが子犬を連れてきたエピソードも
■ 結婚式の情報
1988年に結婚
式の日時・会場は非公開(プライベートを重視)
詳細は明かされていないが、信頼と愛情に満ちた関係性が伺える
■ 子どもについて
子どもはいないが、その分夫婦の絆と暮らしを大切にしている
愛犬たちを家族として迎え、心温まる暮らしを満喫
SNSでもペットとの日常がたびたび登場
■ 夫婦仲
長年の信頼と尊重を基盤とした理想的なパートナーシップ
小さな日常を大切にし、互いに成長を支え合う関係
料理を通じて会話や絆を深める夫婦生活が魅力的
■ パンツェッタ・ジローラモさんのプロフィール
1962年9月6日生まれ、イタリア・ナポリ出身
建築一家の三男として育ち、建築修復の道に進む
1988年に来日し、日本でタレント・モデル・エッセイストとして活躍
「ちょい悪オヤジ」キャラで人気を集める
バラエティや映画、CM出演のほか、SNSでも発信力が高い
趣味はサッカー、スキューバダイビング
日本とイタリアの文化をつなぐ“架け橋”としてイベントにも出演