安田祥子さんといえば、妹の由紀さおりさんとの美しい童謡デュオで、多くの人の心を癒してきた存在ですよね。そんな安田祥子さんのプライベートについて、「旦那さんってどんな人?」「子どもはいるの?」と気になったことがある方も多いのではないでしょうか。実は、夫・澤田久雄さんとの出会いには心温まるエピソードがあり、娘さんもかなり優秀な方なんだとか。
この記事では、そんな安田祥子さんのご家族や、現在の活動についてもじっくりと紐解いていきたいと思います。
目次
【安田祥子の旦那】澤田久雄は何者?
安田祥子さんの旦那として知られている澤田久雄さんは、実はただ者ではないんです。澤田久雄さんは、日本の外交官として国際社会で活躍された方で、その経歴や家柄はまさに“名家”という言葉がぴったり。当時のエリート中のエリートとして、国際的な舞台で日本を背負ってきた人物だったんですよ。
そんな澤田久雄さんの生まれは、外交官・澤田廉三さんと社会福祉活動家・澤田美喜さんのご夫婦の間。父親の澤田廉三さんは、戦後日本の外交をけん引した元国連大使。そして母親の澤田美喜さんは、孤児支援施設「エリザベス・サンダース・ホーム」を創設したことでも知られる慈善家です。まさに、知性と情の両方を受け継ぐ環境で育ったのが澤田久雄さんなんですね。
学生時代には京都大学法学部に進学し、在学中にアメリカンフットボール部を創設。初代キャプテンとしてチームを率いたというエピソードからも、リーダーシップにあふれた人物だったことがうかがえます。そしてその後、外務省に入省し、外交官として世界を舞台に活動。戦後にはオーストリア通商代表部の理事などを歴任し、1991年にはオーストリア政府から「大栄光章」が授与されるなど、その功績は海外からも高く評価されていました。
では、そんな澤田久雄さんと安田祥子さんの出会いはどんなきっかけだったのでしょうか。実は、ふたりの出会いは“音楽”だったんです。澤田久雄さんが所属していたコーラスグループの演奏会に、安田祥子さんが観客として訪れていたことがきっかけで、運命の歯車が動き始めたんですね。お互いに音楽への情熱を持っていたことから意気投合し、やがて結婚へとつながっていきました。
結婚後は、安田祥子さんの音楽活動にも深く関わり、妹の由紀さおりさんとの童謡コンサートにも参加したことがあるんです。公私にわたり、安田祥子さんを支え続けた存在だった澤田久雄さん。その人柄と包容力は、家族としてだけでなく、ひとりの音楽仲間としても信頼を寄せられていたようです。
そんなふたりの間には、娘の澤田泰子さんというお子さんがいます。澤田泰子さんは、なんと国際連合(国連)で働いていたという情報もあり、その才女ぶりがうかがえます。また、すでに結婚してお子さん(=安田祥子さんのお孫さん)もいるそうで、安田祥子さんは“おばあちゃん”としての顔も持っているんですよ。
澤田久雄さんは2001年に亡くなられましたが、その存在は今も家族の中で生き続けているようです。外交官として、父として、そして安田祥子さんの夫として…そのどれもが濃密な人生の一部だったのでしょうね。
現在の安田祥子さんは、年齢を重ねた今もなお音楽活動を続けており、全国各地で童謡コンサートを開催しています。妹の由紀さおりさんとのデュオは、日本中にあたたかい感動を届けていて、多くのファンにとってかけがえのない存在です。家庭では孫に囲まれながら、舞台では変わらぬ歌声で人々を癒す安田祥子さん。これからの活躍にも、目が離せませんね。
安田祥子と澤田久雄の馴れ初め
安田祥子さんと澤田久雄さんのこのふたりの出会いには、まさに「音楽の奇跡」とも言いたくなるようなエピソードがあるんです。
きっかけは、澤田久雄さんが所属していたコーラスグループの定期演奏会。そこに客席から訪れていたのが、まだ若き日の安田祥子さんでした。澤田久雄さんが奏でるハーモニーに心を動かされた安田祥子さんは、その後、音楽を通じて彼と深く関わるようになっていきます。この出会いは偶然のようでいて、実は音楽という共通の情熱がふたりを強く引き寄せた、運命的な瞬間だったんですよね。
特に印象的だったのが、安田祥子さんが演奏会で披露した歌声です。そのソリストとしての存在感は、澤田久雄さんの心に深く刻まれ、一瞬で惹き込まれたと言われています。言葉を交わすよりも先に、音楽で心が通じ合う――そんな映画のワンシーンのような空気感が、ふたりの始まりにはあったんです。
出会いを経て、ふたりは次第に交流を重ねていきます。最初は楽譜のやりとりや、演奏する曲についての意見交換など、まるで音楽仲間としての関係からスタート。でも、会話を重ねるうちに、互いの価値観や人柄にも惹かれていったのでしょうね。やがて友情は恋へと変わり、気づけば心と心が寄り添っていくようになります。
交際期間は約2年間。決して派手ではなかったかもしれませんが、お互いにじっくりと理解を深め、信頼と愛情を積み重ねていった期間だったのでしょう。そしてついに結婚。音楽を通じて出会い、音楽でつながり、愛を育んだふたりの歩みは、結婚というかたちで新たな一歩を踏み出すこととなります。
この結婚は、単なる夫婦のスタートではありませんでした。ふたりの音楽人生にとっても、大きな節目であり、新たな章の始まりだったんです。
子供は何人いる?
安田祥子さんには、娘がひとりいます。
詳しい結婚時期は公表されていませんが、1971年に第一子となる長女が誕生しているんですよ。
この娘さん、実はとんでもないエリートで、現在はなんと「国連」に勤務しているんです。しかも東大卒という肩書まで持っているとなれば、これは気になってしまいますよね。
お名前は澤田泰子さん(さわだやすこさん)。
1971年生まれで、誕生日は非公開となっていますが、その経歴は堂々たるもの。東京大学を卒業後、アメリカ・ニューヨーク州にある名門「シラキュース大学大学院」の国際関係論学科を修了。シラキュース大学といえば、国際問題や政策に強い名門校としても知られ、アメリカの政財界にも多くの卒業生を輩出している大学なんです。
泰子さんはその後、東京都港区南青山にあるUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)に就職。さらにキャリアを積み重ね、現在はニューヨークの国連本部・OCHA(国連人道問題調整事務所)で勤務されています。世界各地で起こる災害や紛争、人道危機の最前線に立ち、支援活動に尽力されているんです。
国連で働くきっかけについて、泰子さんは「子どもの頃から人種差別に対して問題意識を持っていた」と語っており、その想いが今の活動の原点になっているようです。誰かのために行動できる強さと、幼い頃から培ってきた価値観の深さには、本当に頭が下がりますよね。
実際、国連での仕事は非常にハード。危険な地域へ赴くこともあれば、膨大な情報と緊急性の高い状況に日々向き合わなければなりません。専門性だけでなく、メンタルの強さや冷静な判断力も求められる過酷な仕事。それでも泰子さんは、使命感を持って世界のために働き続けているんです。
そして何より驚かされるのが、母である安田祥子さんの存在です。娘の泰子さんは、母親のように「表現」で人を癒す道とは違い、「行動」で人を支える人生を歩んでいます。でも、根っこにある“人を想う力”は、しっかりと受け継がれているのかもしれませんね。
泰子さんの美しい顔立ちは、過去に国際連合広報センターなどで紹介された際の写真でも確認できます。知的で凛とした印象が強く、「やっぱり安田祥子さんの娘さんだな」と納得してしまうような雰囲気を持っています。
今後、泰子さんがどのような形で世界に貢献していくのか、ますます目が離せません。そして、そんな娘を持つ安田祥子さんの誇らしさも、ひしひしと伝わってくるようですね。
安田祥子の娘・澤田泰子は結婚して孫がいる?
安田祥子さんの娘・澤田泰子さんについて、もう少し踏み込んだプライベート情報が気になるという方も多いのではないでしょうか。現在、国連で人道支援の最前線に立って活躍されている澤田泰子さんですが、その一方で「結婚しているの?」「子どもはいるの?」といった私生活に関する情報は、ほとんど公表されていないんです。
安田祥子さんは、もちろん国民的な歌手として知られる有名人ですが、娘の澤田泰子さんは国際機関に勤める“民間人”です。そのため、プライベートに関しては意図的に伏せられている可能性が高いと言えます。メディアに顔を出すことも少なく、あくまで公的な場面に限られていることからも、個人情報の保護を大切にされている様子がうかがえます。
ちなみに、澤田泰子さんは1971年生まれ。2025年時点で54歳になる年です。もし結婚されていたとすれば、お子さんが成人していてもまったく不思議ではありませんよね。ただし、現時点では「結婚している」「子どもがいる」といった確かな情報は見つかっていません。
そのため、安田祥子さんに「お孫さんがいるかどうか」も、はっきりとはわかっていないのが実情なんです。とはいえ、澤田泰子さんのご年齢やキャリアを考えれば、家庭を築いていても自然な年齢であることは間違いありません。
ただ、世界を飛び回るような国連職員という職業柄、家庭と仕事を両立させるのは非常にハードとも考えられます。あえて家庭を持たず、使命に人生を捧げているという可能性もあるかもしれません。
いずれにせよ、澤田泰子さんの私生活については憶測の域を出ませんが、それでも彼女の仕事ぶりや姿勢からは、人としての誠実さや責任感が強く伝わってきますよね。母である安田祥子さんとは異なる形で、「人の心に寄り添う」活動を続けている澤田泰子さん。プライベートは謎に包まれていても、その生き方そのものが、十分に尊敬に値するものだと感じますよね。
安田祥子のプロフィール
安田祥子さんといえば、妹の由紀さおりさんとの童謡コンサートでその名を知った方も多いのではないでしょうか。でも実は、安田祥子さん自身もクラシック音楽の世界で長く活躍されてきた実力派の声楽家なんです。
1941年9月9日生まれで、神奈川県川崎市の出身。本名は沢田祥子さん。血液型はO型。小学生の頃からひばり児童合唱団に所属し、童謡歌手として活動を始めたという早熟な才能の持ち主です。1966年にはオペラ「フィガロの結婚」でスザンナ役を務め、声楽家として正式にデビュー。このときの経験が、その後のクラシック界での活躍へとつながっていったんですね。
学歴も素晴らしく、東京藝術大学音楽学部を卒業後、同大学院の修士課程を修了。その後はアメリカに渡り、1969年にはニューヨークのジュリアード音楽院、さらに1976年にはイーストマン音楽院でも研鑽を積みました。まさに本格派のクラシック教育を受けてきた方なんです。
音楽一家としても知られていて、妹はご存じの通り、歌謡界で人気の由紀さおりさん。安田祥子さんがクラシックと童謡、由紀さおりさんがポップスやジャズと、違うジャンルで歩みながらも、姉妹のハーモニーは唯一無二。1982年に由紀さおりさんのコンサートに出演したことをきっかけに、姉妹での音楽活動がスタート。1986年からは本格的に童謡コンサートを全国展開し、今も多くのファンに愛されています。
また、東京藝術大学では18年間にわたり講師として後進の指導にあたり、現在はボイストレーナーとしても活動。社会貢献にも力を入れており、被災地支援コンサート「音楽の旅アラカルト」などを企画し、2018年には宮城県南三陸町で無料公演を行うなど、地域との温かな交流も続けています。
70代を過ぎた今でも、音楽と真摯に向き合い続ける安田祥子さん。その姿勢からは、「歌うことは生きること」という思いが強く伝わってきます。童謡や日本の伝統歌を未来につなぐ活動は、まさに彼女ならではの使命なのかもしれませんね。
安田祥子の現在は何してる?
2025年を迎えても、安田祥子さんの音楽への情熱は衰えるどころか、ますますパワフルに。そのあたたかな歌声は、今もなお多くの人々の心をやさしく包み込み、童謡の世界に癒しと深みを添えてくれています。
今年も安田祥子さんは、全国で数多くのコンサートやイベントに出演予定。その中でも注目を集めているのが、妹・由紀さおりさんとの姉妹共演による童謡コンサート。長年にわたり築いてきた「姉妹ならではのハーモニー」は、2025年も健在です。
たとえば、3月15日(土)には愛知県・犬山市民文化会館にて、由紀さおりさん&安田祥子さんに加え、演歌界の若手実力派・松阪ゆうきさんを迎えた童謡コンサートが開催され、大きな反響を呼びました。
さらに、5月11日(日)には「第19回母に感謝のコンサート」が大阪城ホールで開催。こちらも由紀さおりさんとの共演で、母の日にふさわしい感動のステージが届けられました。
そして、6月28日(土)にはホテル日航成田にてディナーコンサートも予定されています。こちらも松阪ゆうきさんをゲストに迎えた特別公演で、ゆったりとした夕食とともに、贅沢な音楽の時間が楽しめる内容になっています。
そのほかにも
6月4日(水):吹田市文化会館(大阪・梅田)での童謡コンサート
8月9日(土):メイシアター(大阪)にて開催の「市民平和のつどい2025」出演(チケット発売日は6月4日)
など、続々と公演が予定されており、2025年も全国を飛び回っての活躍が続きます。
また、これらの詳細は安田音楽事務所の公式サイトで随時更新されていますので、ファンの方はぜひチェックしてみてくださいね。
被災地への思い、童謡への愛情、そして“歌うこと”を通じて人と人をつなぐ姿勢はどれも安田祥子さんならではの魅力です。これからも、世代を超えて愛される歌声を届けてくれることでしょう。2025年のステージも、目が離せませんね。
まとめ
■【安田祥子の旦那】澤田久雄は何者?
澤田久雄は日本の外交官として国際社会で活躍
父は元国連大使・澤田廉三、母は慈善家・澤田美喜
京都大学法学部卒、アメフト部を創設・初代主将
外務省入省後、オーストリア通商代表部の理事など歴任
1991年、オーストリア政府から「大栄光章」を授与
■安田祥子と澤田久雄の馴れ初め
出会いは澤田久雄が参加していたコーラスグループの演奏会
音楽を通じて距離が縮まり、約2年の交際を経て結婚
音楽仲間としても互いに支え合う存在だった
■子供は何人いる?
子どもは1人、1971年に長女・澤田泰子が誕生
澤田泰子は東京大学卒、シラキュース大学大学院修了
UNHCR、OCHAなど国連で人道支援に従事
「人種差別への問題意識」がキャリアの原点
国連職員として世界の災害・紛争現場で活躍中
■澤田泰子は結婚して孫がいる?
結婚・子どもの有無については一切非公表
1971年生まれで2025年に54歳、家庭を持っていても不思議ではない年齢
ただし国連職員として多忙な日々のため、あえて家庭を持たない可能性も
安田祥子に孫がいるかどうかも現時点では不明
■安田祥子のプロフィール
1941年9月9日生まれ、神奈川県川崎市出身、本名は沢田祥子
小学生でひばり児童合唱団に所属し童謡歌手デビュー
東京藝術大学卒業・大学院修了、ジュリアード&イーストマン音楽院でも学ぶ
1982年より由紀さおりとの姉妹活動がスタート、1986年から童謡コンサートを全国展開
東京藝大で18年間講師を務め、ボイストレーナーとしても活躍中
被災地支援コンサートなど社会貢献にも力を注いでいる
■安田祥子の現在は何してる?(2025年)
妹・由紀さおりとの童謡コンサートを中心に全国で精力的に活動中
主な2025年の公演予定:
3月15日:犬山市民文化会館(松阪ゆうき共演)
5月11日:大阪城ホール「母に感謝のコンサート」出演
6月28日:ホテル日航成田ディナーコンサート
6月4日:吹田市文化会館で童謡コンサート
8月9日:「市民平和のつどい2025」(大阪・メイシアター)出演予定
最新スケジュールは安田音楽事務所公式サイトで随時更新中
被災地支援と童謡の継承を軸に、世代を超えた活動を継続中