近年、格闘技ファンの間でじわじわと注目を集めている人物がいます。その名は福田龍彌さん。一体どんな人物なのか、どこで育ち、どんな道を歩んできたのか…気になりますよね。学歴や経歴はもちろん、格闘家としてのキャリアや戦績、さらには意外と知られていないプライベートな一面まで、知れば知るほど惹き込まれていくような魅力を持っているんです。
今回は、そんな福田龍彌さんのこれまでと、気になる「これから」について深掘りしてみました。
目次
福田龍彌は何者?プロフィール紹介!
福田龍彌さんは、1992年6月12日生まれの総合格闘家なんです。出身は京都府京都市で、今も地元の京都を拠点に活動しているんですよ。古き良き文化に包まれて育った環境が、どこか落ち着きのある雰囲気や芯の強さに繋がっているのかもしれませんね。所属ジムはMIBUROで、現在はDEEPフライ級のチャンピオンとして、確かな実力を見せ続けている選手なんです。
実は、福田龍彌さんには「壬生の大蛇(みぶのおろち)」というカッコいい異名があるんですよ。このニックネーム、京都の壬生にまつわる伝説から来ているそうで、地元の人たちの期待や応援が詰まっているように感じます。試合会場では、この名前を聞いただけで「出た!」と盛り上がるファンも多いみたいです。
格闘技を始めたのは17歳のとき。ムエタイとボクシングがベースになっていて、最初はPUREBRED京都に入門したんだそうです。そこからアマチュア大会でコツコツと結果を出していって、2011年にはついにプロデビュー!華々しいスタートというよりは、一歩ずつ着実に登ってきたタイプなんですよね。
試合スタイルはというと、打撃の鋭さはもちろんなんですが、相手の動きに合わせて戦術を柔軟に変えていくあたりが本当に上手なんです。観ているこっちまでドキドキしてしまうような展開を見せてくれるので、ファンの間でも「飽きない」「目が離せない」と評判なんですよ。
地元・京都への愛情と、自分のスタイルをしっかり持った姿勢。そのどちらも大切にしている福田龍彌さんだからこそ、多くの人から応援されているんでしょうね。これからの活躍も、ますます楽しみになってきました。
福田龍彌の学歴経歴
福田龍彌さんは、京都府立桂高等学校に通っていたんですよ。この高校は京都市内にある公立校で、部活動も盛んなんだそうです。福田龍彌さんも、学生時代は勉強だけじゃなく、身体を動かすことにも打ち込んでいたのかもしれませんね。
高校卒業後は、迷いなく格闘技の道へ進んでいったようです。そのベースにあるのはムエタイで、最初の頃から打撃のセンスには光るものがあったみたいです。地道に実績を積み上げて、今では堂々たるプロの総合格闘家として活躍しているんですから、本当にすごいですよね。自分のスタイルを大事にしながら、着実に階段をのぼってきた姿には、思わず応援したくなるような魅力があります。
格闘家としてのキャリア
福田龍彌さんが格闘技と出会ったのは、なんと中学1年生の夏だったんです。きっかけは、父親にムエタイジムへ連れていかれ、そのままタイに“置き去り”にされたこと。しかも、現地で住み込みの練習生活を3ヶ月も送ったそうで…この経験が、福田龍彌さんの格闘家としての原点になったんですね。かなり衝撃的なスタートですが、今の強さの土台には、こうした覚悟と鍛錬の日々があるんだなと感じさせられます。
その後は、2010年からアマチュア修斗大会に出場し始め、関西や中部のアマチュア修斗で準優勝を重ねるなど、着実に結果を残していきました。早くから頭角を現していた福田龍彌さんは、2011年6月、ついにプロのリングへ。デビュー戦は「SOUL FIGHT Vol.5」で行われ、そこからはもう、止まることなくキャリアを積み重ねていったんです。
特に2013年のプロ修斗新人王決定トーナメントでは決勝まで進出。全国レベルでその実力を証明することになりました。所属するMIBUROジムでもその存在感は抜群で、アマチュア時代から一貫して戦い続けてきた姿勢が、今のチャンピオン街道につながっているんですね。
福田龍彌さんがよく口にするのが「ヒリヒリする試合がしたい」という言葉。勝ち負けだけじゃなく、観ている人の心を震わせるようなファイトを届けたい、という思いがいつも根っこにあるみたいです。そんな福田龍彌さんの試合には、どこか一本筋の通った美しさがあって、見れば見るほど惹き込まれてしまうんですよね。これからどんな試合を見せてくれるのか…今後の活躍にも目が離せませんね。
戦績
2024年の大晦日、格闘技ファンにとって忘れられない夜となったのが、福田龍彌さんの試合でした。RIZINの舞台で芦澤竜誠さんを相手に、なんと1ラウンドわずか54秒でのKO勝利!左フック一発で試合を決めるその瞬間は、まさに会場中の空気が止まったような衝撃だったんです。完璧なタイミングと距離感、そして圧倒的なパワー…あの一発で福田龍彌さんがどれだけの実力者か、誰の目にもはっきりと焼き付けられました。
そして勢いそのままに迎えた2025年、福田龍彌さんはDEEPバンタム級王者として、牛久絢太郎さんとの5ラウンドを戦い抜き、判定5-0で王座防衛を成功させました。KO勝ちだけでなく、フルラウンドを通して自分のペースを貫き、勝ち切る力がある。これは一時のチャンピオンではなく、持続力のある本物の実力者だという証拠ですよね。
注目すべきはその階級転向。もともとフライ級で活躍していた福田龍彌さんですが、バンタム級に上げてからもその勢いは衰え知らず。2024年3月には雅駿介さんとの再起戦で、またしても1ラウンドKO勝ち。これには「階級を上げても通用するどころか、むしろ進化してる!」と驚いたファンも多かったはずです。
実際、福田龍彌さんはDEEPと修斗、両団体でタイトルを獲得している数少ない選手のひとり。第6代・第7代修斗フライ級王者に輝いたあと、第11代DEEPバンタム級王者としてもその名を刻んでいます。タイトルだけでなく、強豪との激闘や鮮烈なフィニッシュシーンの数々が、彼の戦績以上に人々の記憶に残っているんですよね。
出典:https://data-mma.com/fighter/
これまでの総合戦績は33戦25勝8敗1分。特にここ数年の充実ぶりは目を見張るものがあります。RIZINやDEEPの大舞台での活躍を重ねる中で、テクニックもパワーもますます磨かれてきた印象です。京都府出身で、身長167cm・リーチ171cm。体重は60kgで、所属はおなじみMIBUROジム。身長だけ見れば小柄に見えるかもしれませんが、リングの中では誰よりも大きく見えるのが福田龍彌さんのすごさなんです。
今や日本MMA界において欠かせない存在となった福田龍彌さん。これからもまだまだ強敵との戦いが待ち受けているはずですが、「ヒリヒリする試合」を信条に、観る者の心を震わせる戦いを見せてくれるに違いありません。次の試合が今から楽しみで仕方ないですね。
格闘スタイル
福田龍彌さんの強さの“芯”には、実はタイでのムエタイ修行が深く関わっているんです。中学1年生の夏、父親と一緒にタイを訪れた際、なんと現地のムエタイジムに3ヶ月間も“置き去り”にされ、住み込みでみっちりと練習を積んだというエピソードがあるんですよ。この過酷な環境で叩き込まれた技術や精神力が、福田龍彌さんの打撃スタイルの根幹となり、今の躍進につながっているんです。
そんな福田龍彌さんの試合を観ていて思うのは、とにかく「一発で空気を変える力」を持っているということ。相手の動きをじっくり観察し、隙ができたその一瞬を逃さず、カウンターでバチンと決めるんです。その精度の高さとタイミングの見極めは、まさに“狩人”のよう。ガムシャラに来る相手ほど、福田龍彌さんの冷静さが際立って見えるんですよね。観ている側も、いつ爆発するのかとドキドキが止まりません。
さらに、福田龍彌さんがよく口にするのが「ヒリヒリする試合がしたい」という言葉。これは、単に勝つだけではなく、観客の心を揺さぶるような熱量を持った戦いを届けたいという想いなんです。リングの中で繰り広げられるその攻防は、ただの勝敗を超えて“福田劇場”とでも呼びたくなるようなドラマを生み出していて、観客もその緊張感にグッと引き込まれていきます。
福田龍彌さんの試合には、常に「次は何が起こるんだろう?」というワクワク感があります。ただ強いだけじゃない、魅せる力を持った選手。だからこそ、RIZINやDEEPのような大舞台でも、多くのファンの心を掴んで離さないんでしょうね。
福田龍彌の妻や子供
福田龍彌さんの奥さんとして知られているのが、「あやちゃん」という愛称で呼ばれる女性です。本名は公表されていませんが、福田龍彌さんのSNSでは「あやちゃん」と親しげに呼びかける様子が見られ、ファンの間でもすっかりその名前が定着しているんですよね。しかも、あやちゃん自身も「嫁デューサ」という名前でSNSを運営していて、家族との日常や、あたたかい投稿を通じてファンと交流を重ねています。
その内容からもわかるのが、あやちゃんが福田龍彌さんを公私ともにしっかりと支えているということ。実際に「スポーツフードアドバイザー」の資格も取得されていて、格闘家の妻としてだけでなく、一人のパートナーとして彼を全面的にバックアップしているんです。試合前の食事管理や体調ケアにも気を配っている様子が伝わってきて、まさに理想的なコンビですよね。
気になる2人の馴れ初めですが、詳細についてはあまり語られていません。というのも、福田龍彌さんは「戦っているとき以外は人目に触れたくない」と語るほど、プライベートに関してはとても慎重な方なんです。ただ、2017年頃から福田龍彌さんのインスタグラムにあやちゃんの姿が登場し始めているので、2人の関係が公になったのはその頃からだったのかもしれませんね。
そして2018年1月、福田龍彌さんがインスタグラムで入籍を報告。コメント欄にはファンからたくさんの祝福の声が寄せられていて、多くの人にとっても心に残る日となったようです。今でも、お互いのSNSでは仲睦まじい姿がたびたび投稿されていて、夫婦関係がとても良好であることが伝わってきます。特に印象的なのは、京都の田舎に引っ越す決断をした際、あやちゃんが迷わずついてきてくれたこと。福田龍彌さんが感謝の気持ちを口にしている場面には、思わずじーんとくるものがあります。
2人の間には、2020年11月に誕生した娘とその後にも息子がいて、2人の子供がいます。
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SNSでも度々登場していて、ファンの間でもその成長を見守る声が多く寄せられているんですよね。特に感動的だったのが、2024年9月に福田龍彌さんがDEEPバンタム級王者となった試合。試合後、客席にいたお子さんを抱き上げて勝利者マイクを握る姿には、ネット上でも「泣けた」「あれは反則レベルで感動する」といった声が多く見られました。
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家族に支えられ、ファイターとしても父としてもまっすぐに生きる福田龍彌さん。あやちゃんとの絆や、愛情いっぱいに育つお子さんとの日々は、試合とはまた違った意味で多くの人に勇気を与えてくれています。これからもその姿を見守っていきたいですね。
福田龍彌のタトゥーについて
福田龍彌さんといえば、試合内容の強さもさることながら、「タトゥーが増えていく格闘家」としても注目を集めているんです。実はこのタトゥー、ただのファッションや気分ではなくて…なんと、試合に勝つたびに新しいデザインを体に刻むという、ちょっとユニークで熱い約束があるんですよね。
これは福田龍彌さんとスポンサーとの契約に基づいた取り組みなんだそうです。勝利を重ねるたびに“身体に証”を刻んでいくというスタイルは、まさに戦いの軌跡そのもの。タトゥーがひとつ増えるたびに、「また一勝したんだ」とファンが実感できるのも面白いですよね。最初は胸から始まったタトゥーも、今では徐々に他の部位にも広がっていて、その変化を追うのもファンの密かな楽しみになっているようです。
デザインにも強いこだわりがあって、特に話題を呼んでいるのが「メデューサ」をモチーフにしたタトゥー。このインパクト抜群のデザインは、ただ強そうな見た目だけじゃなく、福田龍彌さん自身の内面や覚悟を映し出しているようにも感じます。彼自身、自分のタトゥーを“アート”と捉えていて、彫り師との関係もとても大切にしているんだとか。試合と同じように、タトゥーにも想いと物語が詰まっているんですね。
さらに、胸のタトゥーにはなんと奥さんの名前が刻まれているというエピソードも!インスタライブでそのことを明かした際には、視聴者からも感動のコメントが多く寄せられていました。格闘技という厳しい世界に身を置きながらも、家族への感謝を形として残している姿に、思わず胸がじんわりしてしまいます。
最近では、平良達郎さんやスーチョルさんといった他選手にも関心を寄せながら、自身の関西出身としての誇りや強さにも言及するなど、タトゥーがただの“装飾”にとどまらず、彼自身の生き方や格闘家同士のつながりを語るきっかけにもなっているようです。
福田龍彌さんの体に刻まれた模様は、ただのデザインではなく、ひとつひとつが戦いと想いの積み重ね。その姿からは、格闘家としての誇りと、人としての深さがひしひしと伝わってくるんです。これからの試合でも、どんなタトゥーが増えていくのか。それもまた、彼の“進化”の証として楽しみにしたいところですね。
福田龍彌の今後
そしていよいよ、福田龍彌さんの次なる大舞台が迫ってきました。2025年7月28日、超RIZIN.4で井上直樹さんとのバンタム級タイトルマッチが予定されているんです。この一戦は、ただのタイトル戦じゃありません。今のRIZINバンタム級で最も注目されているカードのひとつといっても過言ではないほど、格闘技ファンの間では大きな話題になっているんですよ。
井上直樹さんといえば、抜群の実力と完成されたスタイルを誇る実力者。その井上選手とタイトルをかけて対峙する福田龍彌さん。もう想像するだけでゾクゾクしますよね。これまでの福田龍彌さんの勢いと、あの“ヒリヒリ感”をまとった試合運びを考えると、この対決がとんでもない熱戦になることは間違いありません。
どちらが勝ってもおかしくない実力者同士のぶつかり合い。そして、またひとつタトゥーが刻まれるのかどうかそれも含めて、福田龍彌さんの試合からはますます目が離せなくなりそうです。ファンにとっては、この夏いちばん楽しみなイベントになること間違いなしですね!
まとめ
【基本プロフィール】
1992年6月12日生まれ、京都府京都市出身
所属:MIBUROジム
異名:「壬生の大蛇」
現在はDEEPバンタム級チャンピオン
【格闘技キャリア】
中学1年でムエタイを始める(父親に連れられタイで修行)
高校:京都府立桂高等学校
高校卒業後、本格的に格闘技へ進む
2010年:アマ修斗で活躍、2011年プロデビュー
2013年:修斗プロ新人王トーナメント決勝進出
RIZINやDEEPなどでKO勝利多数
【主な戦績とタイトル】
総合戦績:33戦25勝8敗1分
元修斗フライ級王者(第6代・第7代)
現DEEPバンタム級王者(第11代)
2024年大晦日:芦澤竜誠に1R54秒KO勝利
2025年:牛久絢太郎に判定勝ちで王座防衛
【格闘スタイル】
打撃中心、ムエタイ仕込みの鋭いカウンター
相手の動きに応じた柔軟な戦術変更が得意
「ヒリヒリする試合」を信条にしている
【私生活・家族】
妻「あやちゃん」と2018年に入籍
妻は「スポーツフードアドバイザー」で食事管理を担当
2人の子ども(長女・長男)がいる
家族仲が良く、SNSでもその様子がたびたび投稿される
【タトゥーについて】
試合の勝利ごとにタトゥーを追加するルールあり
デザインはメデューサや妻の名前など、想いが込められている
格闘家としての覚悟や軌跡を体に刻んでいる
【今後の展望】
2025年7月28日:超RIZIN.4で井上直樹とのバンタム級タイトル戦
MMA界での存在感をますます強めている注目ファイター